労働基準法の基礎知識 ≪休日-2≫

レポート

今回は、年間休日についてお話しようと思います。

 

うちの会社は休日が少ないと言われたことありませんか。
労働基準法による最低休日は、週に1日以上の休日、または4週間で4日以上の休日を与える義務があります。

 

まずは労働時間の上限をみてみましょう。
労働時間の上限は1日8時間、1週間40時間と決まっているため、週1日だけの休日では、労働時間が超えてしまう可能性があります。
そのため、週に2日の休日が必要です。

 

つぎに、年間の休日を計算してみましょう
1週間の労働時間は40時間。
1年間(52週)で計算すると、労働時間の上限は 2,080時間 になります。
1日の労働時間が8時間の場合、1年間で最大260日まで働けます。
365日(1年)から260日を引くと、年間で105日は休みが必要ということです。

 

年間105日の休日というと少ないと感じるかもしれません。
週休2日制では、ゴールデンウィークや年末年始の長期休暇を十分に取るのは難しい場合があります。
そこで、多くの企業は年間休日を120日ほどに設定し、ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始の休暇も含めて、従業員がしっかり休める環境を整えています。
こうした取り組みは、従業員がリフレッシュしながら仕事とプライベートのバランスを保つために大切で、働きやすさが企業の魅力を高めるポイントにもなります。

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